落語が好きでテレビの落語番組をよく観るのですが、実際に寄席に足を運んだ事はありませんでした。
天満に落語の定席『繁昌亭』が出来た事は知っていましたが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。
先日『ミラクル エッシャー展』に行った帰り、思い立って行ってみる事にしたのです。
天王寺から乗り換え無しで大阪メトロ谷町線・南森町駅で、下車します。
地下鉄の駅を上がると、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」に出ます。
天神橋1丁目から7丁目まで約2.6kmにも及ぶ長い商店街には、600店あまりのお店があり、たくさんの人で賑わっています。
それぞれの丁ごとに「天一」「天二」「天三」と呼ばれ、大阪らしい雑貨店や衣料品店、飲食店が多く並びます。この日は落語が目的だったので、「天三」あたりまでしか歩きませんでしたが、次回は是非商店街巡りメインで来てみたいと思います。
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天二から脇に少し入ったところに「天満天神繁昌亭」があります。
すぐ隣には、天満宮があります。落語を楽しむ前に、まずお参りをしました。
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正面の門をくぐり際に上を見てみると、干支を配した鮮やかな方位盤のような物がありました。
境内では、七五三の準備でしょうか、本殿前に写真を撮る為のステージが置かれていたり、お賽銭箱の補強がなされていたりしました。
平日の昼間という事もあってか、比較的お参りされる方は少ないようでしたが、休日にはきっとたくさんの方がお参りされているのでしょうね。
6時半から夜の部開演という事でしたので、しばらく近所の喫茶店でゆっくりとお茶を飲み、当日券が販売開始される5時半頃に繁昌亭に戻りました。
すると、徐々に人が集まって来ており、開場寸前の6時前には、結構な人集りとなりました。
場内に入ると約200の座席は最終的にはほぼ満員となりました。
思っていたよりこじんまりとしている印象でしたが、これくらいの広さの方が、芸人さんとの距離もほどよく近くて良いと思います。
この日の出し物は、若手落語家の方が二人と兄弟漫才のくにお・とおるさんがご一緒された立花家千橘さんの独演会でした。
やはり生の落語は、テレビで観るのとは違って聞いていて迫力がありますね。声の張りや一つ一つの仕草がとてもリアルで臨場感溢れ、初めての落語ライブを満喫出来ました♥♥♥
公式サイトは、こちら ⇒ 『天満天神*繁昌亭』